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今年のAuviss一本目!「普通の人々」
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普通の人々 Ordinary People
(1980・米)

ロバートレッドフォードの初監督作品。
これでアカデミー監督賞を受賞したという、
彼の監督としての出世作です。

年末に同じレッドフォード監督の
「ミラグロ」
という作品を見ていたので、
彼の作品は二本目。

新年早々真面目~な作品でした。
深刻な、家族の崩壊をえがきながら、
静かなラストでは、どこか救いの気持ちが生まれてくるような……
特にドナルド・サザーランド演ずる父親が、とても良い。
今時の映画に出てくる父親は皆子供っぽくて情けないのに対して、
この当時はまだ父が父として存在していた時代なのかな。

ロバートレッドフォードは、本当にイケメンなのに、
とっても優しくて真面目な人なのだねぇ~
ビデオ返却時の感想でした。
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Aki
映画のはなし   0 0

thema:最近見た映画 - genre:映画


お正月のお菓子
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森八の、「福梅」というもなか。
バリっとした分厚い皮には、砂糖がまぶしてあるのが、珍しい。
餡は森八特有のずっしりとした甘さで、とても美味しい。

今年は会食続きで、普段の三倍ぐらい食べている三が日。

摂取カロリーを考えたら、お菓子は止めるべきなのですが、
お正月限定、と言われると、ついつい食べてしまいます。

Aki
日常生活   0 0

あけましておめでとうございます
皆さま今年もよろしくお願いします!!

久々の更新が
新年のご挨拶になってしまいました。

昨年はやはり震災以降は色々とありましたが、
個人的には平穏な一年だったのかも、
と振り返って思います。

何か大きな事をど~ん!
と達成した、という事は無かったのですが、
それでも小さい単位ながら、
色々な事を体験し、それなりに、
良い年だったのかもしれません。

辰年の今年は、もう少し自分の為の仕事
(お金になるものも、ならないものも)
を充実させる予定です。
一年越しに計画していたあれやこれやも、
今年は実現させます。

それから、身辺整理をして、もう少し無駄を省いた
生活をしたいです。
年賀状に自分のサイトのurlを書いたのに、
諸事情で更新が出来ず古い情報のままだったり、
その他も、手紙の返事を失念したり、
家の中で探し物ばかりしたり、
書いていて情けなくなってきますが。。。
毎年脱却しようと思っているスパイラルから、
今年こそ抜け出す所存です!
(年末の大掃除の時は毎回思うんですが、
喉元過ぎると忘れてしまうのですよね。
でも今年こそは!!!)

2012年、皆さまのご多幸を心よりお祈りして

アトリエフレスカ Aki
Aki
映画のはなし   0 0

thema:日々のつれづれ - genre:日記


ライムライト
毎週行っている由緒正しき高円寺のビデオ屋さんAuviss。
最近は、「見ているようで、ちゃんと見ていななかった」映画を主に借りている。
(私の場合、最近の新作も含め、ちゃんと見てる自信が無いですが)

八月の終りから、チャップリンシリーズを連続で借りている。
和田誠さんの素敵なイラストのついた、名作シリーズである。


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昨日は「ライムライト」をみる。

この名作シリーズのすごいのは、
解説が淀川長治さんだ、という事。

そこで、淀川さんが実際にこの作品をハリウッドで撮影している時に
見学に行った話が書かれている。
感極まって泣いてしまった淀川さん。
優しく接してくれたチャップリン。

解説を読んでから本編を見ると、
チャップリンがこの作品に込めた思いが、
痛いほど感じられて、
ず~っと苦しくて仕方が無かった。

音楽もバレエも美しいし、
時折入る喜劇も楽しいのだが、
華やかな舞台の影にある、
数多くのの挫折の物語を思い、
辛かった。

それにしてもチャップリン、
すごいソングライターなのだと
今更ながら感心する。

ライムライトのテーマ曲と、
それに合わせて踊るバレエはとても素敵。

クレア・ブルーム本人じゃなくて、
ちゃんとバレリーナの吹き替えを使っている所も良いのだった。
(ブラックスワンを思い出して一言)

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Aki
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thema:最近見た映画 - genre:映画


和田誠展 書物と映画
金曜日、駆け込みで行ってきた。

世田谷文学館というとてもローカルな所で
こんな充実した展示が見られるとは……
以前渋谷の「たばこと塩の博物館」
でやった和田誠展よりも、
テーマがはっきりしていたせいか、
密度が濃い印象だった。

書物と映画という副題に有る様に、
映画関係のイラスト(著作のイラスト等)と
井上ひさし、谷川俊太郎、丸谷才一、そして村上春樹
という四人の作家の本の装丁が主な展示物。

原画は何回見ても、見れば見るほど上手い。
そして、その凄さを、敢えて優しい表現で見せている所が
和田さんの偉大な所。

麻雀放浪記や怪盗ルビィの脚本原稿も展示されていたが、
几帳面な書き文字の直筆原稿に驚く。
本当に多彩な方だが、全ての仕事において、
細やかな感覚をもって取り組んでいたのだと気付く。

本の装丁にしても、映画の絵にしても、
深く理解し、緻密に計算した上で、
これしかない、というものを残していたのだと思う。

映画、ジャズ、似顔絵……
和田さんが熱中してその道を極めた物を、
正面きって表現している潔さ。
やっぱり、この人は本物だ~!
と何度か心の中で叫びながらの鑑賞となった。

出口の売店では、
和田さんの作品である装丁された本の実物が多数並んでいて、
あれもこれも欲しくなったのだが、
(特に私家版の絵本のセット!!)
今回の展示の図録と文庫本を一冊買って帰る。
図録のデザインも和田さんの手になるもので、
それ自体が作品なのに、たったの1200円!

この素晴らしい展示は今日まで。
いつもながらオススメタイミングが遅すぎるのをお許し下さい(・_・;)

http://setabun.or.jp/exhibition/wadamakoto/#id02

村上春樹『村上ソングズ』表紙絵
村上春樹『村上ソングズ』表紙絵<
Aki
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thema:アート・デザイン - genre:学問・文化・芸術


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