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Aki
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「身体のいいなり」
あの、「世界屠畜紀行」の著者、内澤旬子さんが、
ご自身の乳癌闘病とその前後の事を書かれたエッセイ。

読んでいて、あぁ、この人は何て正直な人なんだろうか、
とこちらまで気持ちが引き締まる様な気がしてくる。
癌が自分の所にいきなりやって来た時の事を、
こんな風にリアルに書いた人が居ただろうか?

強い人特有の潔さ。それでいて、独特のユーモアもあり、
読み始めたら止まらなくなってしまう。
最後にはちょっと泣けて、何故だか、
「良い事無くても私も頑張ろうか~」と考えていた。

すっごくドライな書きかたをしてある部分だけ読むと、
ちょっとキツい人を想像したのだが、
ご本人の写真をネットで検索してみて、
印象は一変した。

何と言うか……
内面が顔に表れていて、
とても素敵な人だった。
出演したテレビ番組も見てみたかった。

と言うわけでこの本オススメです。
私の読んだ本の中で、今のところ2011年ベスト1です。
皆さん、是非書店で買って下さい。
充分それだけの価値があります!!
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Aki
本のはなし   0 0

「本」ピアニストは指先で考える
週末、友人のピアノリサイタルに行ってきて、
いたく感動した私。
昔、退屈だと思っていた、クラシックだけれど、
実際に聞いてみると、とても面白い。
(何をいまさら、という感じだけれど)

終わっても、頭の中をショパンやらハイドンやらが、
ぐるぐるリプレイ。

そんな週明け、ランチで立ち寄ったカフェの棚に見つけた本。

「ピアニストは指先で考える」

著者は、ピアニストとしても文筆家としても評価されている,
マルチな才女、青柳 いづみこさん。

ピアニストは指先で考えるピアニストは指先で考える
(2007/05)
青柳 いづみこ

商品詳細を見る


どんな分野でも道を極めた人の話は面白いけれど、
この本では、頭脳明晰なピアニストが、鋭いギャグを飛ばしながら、
説得力のある話を展開していきます。

良いパフォーマンスの為の身体性の話は絵を描く人にとっても参考になります!
ピアニストの指先の関節についての話や、演奏時の座り方と骨盤の姿勢の話。
芸大時代の、野口先生のこんにゃく体操の授業の話なども興味深かったです。

この、こんにゃく体操。
私は一度も体験したことがありませんが、
習得すると、創造性がアップする、
と聞いた事があります。
やらねば損かも。

まずはWebで公開されているビデオで、独習してみようと思っています。

Aki
本のはなし   0 0

thema:ピアノ - genre:音楽


本「ぼくはこうやって詩を書いてきた」
子供も大人も知っている詩人、谷川俊太郎さん。
その谷川さんが自ら「親友」という元岩波書店の編集者、
山田馨さんのインタビューにより、「谷川さんが詩と人生を語る本」。
昨日手に入れ、さっそく読んでいます。

普段、詩集など買わないない私です。
言葉のひとつひとつを味わう、そんな心の余裕が無いのだと思います。
教科書と絵本ぐらいしか谷川さんの作品を知りません。
そんな私が、このタイミングでこの本に会えたことがとても良かった!
言わば、ベスト盤谷川俊太郎、分厚いライナーノーツ付き、といった所でしょうか。
作品を拾い読みしたり、最初から通しで読んでみたり、
詩の巨匠の半生をカジュアルに楽しめる所が何とも良い感じです。

詩人ってどうやったらなれるの?
どんな生活を送っているの?
まずはそんな単純な好奇心から読み始めます。

アートの世界で、「絵描き」になり、
「絵描き」でいつづけるのは大変ですが、
「詩人」というのは、その百万倍ぐらい大変な事でしょう。
谷川さんは、高校卒業したころから、78歳の今日まで、
ずっと「詩人」をやってきた人で、それだけでも驚くべき事です。

本書では、谷川さんが特に気負いも無く、
ご自分の作品と体験について語られています。

実体験が無いと詩はかけない、と話す谷川さん。
俗物の私は、まずはそのリアルな裏話に引き込まれてしまいました。

しかし、何があろうと、最終的にきっちり「詩」を作り続ける詩人。
年代を追ってピックアップされた詩は膨大な作品の一部。
ほぼ知らない作品ばかり。そのクオリティに圧倒されます。

プロの仕事、生活と創作とのつながり、線引き、
ついつい絵の世界のそれと比較しなが読んでしまいました。
そしてこっそり、勇気づけられました。
そんな不思議な力を持った本です。

book.jpg
Aki
本のはなし   0 0

thema:オススメの本の紹介 - genre:本・雑誌


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